困った。 老眼鏡が見当たらない。｜ 僕の自慢の嗅覚を使って探しても見つからない。｜ あちこちの隙間にもぐり込んで探したけど見つからない。｜ どうやらお家の周りにはなさそうじゃな。｜ 出先で置き忘れたか。 落としてしまったのかもしれんの。｜ やれやれ、 イー爺の立ち寄りそうなところに聞いてみますかな。｜ 僕らも頑張って探すからね｜ 。｜ ありがとよ。 頼りにしてるよ。

お肉とお酒の匂いがするよ。| おかえり。 あらら、千鳥足だね。| 友達とばったり出会って焼肉を食べてきた。 ビールを飲み過ぎてしまったようじゃ。| うらやましいね。 今度連れて行っておくれよ。| 僕たちもお肉食べたい。| 今晩のおかずは焼肉で決まりかな・・・・。| 焼肉はちょっと別の日にして欲しい。| イー爺は秋刀魚にしようかね。

お食事の時しっかり噛まれてますか。｜ あまり気にしたことはないなぁ。｜ しっかり噛んでご飯を食べる。 それが健康確保の最初の一歩なんですよ。｜ 確かに健康には良さそうじゃ。 歯に良いじゃろうし、肥満の防止にもなりそうじゃ。｜ おかえり。 どうでした？｜ よく噛んで食事をする。 それが大切じゃそうだ。｜ 噛むのは得意だワン！｜ わしらも負けないぞ。

おや鈴虫が鳴いているようだよ。｜ 本当じゃ。 良い音色じゃな。｜ 静寂の中に虫の音しか聞こえんね。｜ 暑さと喧噪の夏が終わって、涼しさと静寂の秋がやってきた。 夏の間は虫たちが鳴いていても気付かなかったのもしれんな。｜ エアコンを使わずに窓を開けたので気付いたのかもしれんね。｜ そうか、エアコンの音でかき消されていたのかもしれんのう。｜ お茶を飲みながら秋の夜長を楽しみますかな。

冷蔵庫の野菜室が閉まってないぞ。｜ おやまあ、失礼しました。 そう言えばさっきお野菜を取り出しましたよ。｜ 最後の少しが閉まってないニャ。｜ 最後のところは空気が漏れないようにパッキンがついてる。 完全に閉めるには少し力がいるんじゃよ。｜ 最後のひと押しが足りなかったんだニャ。｜ 隙間が空いてた位だったので見落とし易い。 すぐに気が付いてよかったよ。｜ 申し訳なかったね。 野菜室で助かったわい、冷凍室だと中身が解けてしまうところじゃった。｜ うっかりが多くなるのもわしらの年代。 ネットワークを良くして助け合わないとな。

大変じゃ。 電気ポットのお湯が空になっていた。｜ 大丈夫かい？ 火傷はしなかったか？｜ 蒸気が凄かったので慌ててしまいましたよ。 直ぐに避けたので火傷はしてませんよ。｜ はてさて、 水を補充するのを忘れていたのかの。｜ 今朝足したような気はするのじゃが。｜ そういえば、味噌汁、お茶、カップ麺、珈琲。 お茶漬けも食べたような。｜ そうじゃな。 色々と使っていたようじゃな。｜ インスタントでお湯を入れると食べられる。 そんな食品が増えたじゃらのう。｜ お湯が沸くのを待ってお茶にしましょうや。

お隣さんから葡萄をいただいた。｜ おやまあ、うれしいね。 美味しそうじゃこと。｜ 美味しそうだワン。 欲しいニャン。｜ いっぱいもらったんじゃ。 わんにゃんの分もあるよ。｜ わーい！やったぞ！ 後でお礼を言いに行かないと。｜ 行くのはいいけど暴れちゃだめだよ。 尻尾をブンブン振り回すんじゃないよ。｜ わしらもご馳走になりますかな。 そろそろ秋も本番かな。

蜻蛉が飛んでるワン！ 捕まえてやるニャー！｜ おいおい、ゲートの前で暴れないでおくれ。 この一打は外せないんじゃ。｜ 結果なんか気にしないで打っちゃいなさいな。 思い切り打った方が運動になるから。｜ やったー！ ゲート通過。｜ 笑顔が素敵。 スマイル爺さんだね。｜ さてさて 蜻蛉はどうなった？｜ 僕らじゃ届かなかったニャー！｜ はは、 蜻蛉は捕まえるんじゃなくて追っかけるのが楽しいんじゃよ。

今日は涼しくて過ごしやすいぞ。 秋の気配を感じますなぁ。｜ 本当じゃのう。 空気がひんやりしてきましたな。｜ 今まで暑くて外で遊べなかったけど 今日は走り回れたワン！｜ わんにゃん達の追いかけっこが再開だね。 また賑やかになるんだね。｜ 台風にゲリラ雷雨。 これが夏の終わりが訪れる知らせなんじゃろな。｜ 朝晩冷え込むようになるから 風邪を引かぬよう気を付けんといけないのう。｜ 今日は中秋の名月。 お茶でも飲みながらお月見を楽しみたいのう。

ひぇ～！ ごきぶりじゃ、助けておくれ。｜ よしきた、まかせるニャー。 すばしっこくて、 なかなか捕まらないワン。｜ どれどれ、 わしに任せなさい。｜ プシュ～！｜ 南無阿弥陀仏。 殺生はしたくないのじゃがやむを得ず。｜ そうじゃね。 可哀想な事をしたかもなぁ。｜ 小さな命について考えるのも大切なことじゃよ。